やるかやらないかの記事の続きになります。

 

簡単に前回のまとめですが、某代理店で、携帯電話、パソコン、ポケットWi-Fiを販売するようになりました。この時、相方はパソコンを持っていなかったので、パソコンとポケットWi-Fiを契約しましたが、相方の住んでいる建物では電波が入らず、使えませんでした。本来であれば、このような場合は購入のキャンセルが出来るのですが、代表は今までと態度が変わってきたのです。

 

代表の本性を知るにはそう時間はかかりませんでした。

 

調子のいいことばかり言っていたが、

 

完全なブラックだった。

 

使えないものを売りつける。

しかも原価の3倍以上の値段で。

 

 

代表は常々言っていました。

 

『何か分からなかったらショップの人に聞いたらいいと。』

 

ですが、通常どこのお店も自分のお店で契約した内容のことしかキャンセルは受け付けません。

 

当然、責任を取るべきところが取るものだ。

 

だが、代表は態度を一変した。

 

それまでは『何でも聞いたらなんとかする』と豪語していたのが

 

全くの逆で『できない。知らない。』の一辺倒。

 

代表の仕組みは僕のような人が知り合いなどに携帯電話、パソコン、ポケットWi-Fiで欲しいのがあったら

 

契約するのだが、特典が3ヶ月後に現金で支払われるというもの。

もしくは3ヶ月でなく、10日後に70%の金額で支払われるというもの。

 

僕は駆け足で、家族、親戚、友人と声をかけた。

 

家族や親戚は身内のことなので、快く受け入れ、

 

友人もタイミングが合った人は契約してくれていた。

 

契約した分は全て、代表の所に集められ、代理店に届けられる。

 

代表がまとめているので、なんとかしてもらうのであれば、代表からしかない。

 

これは僕の立場上のものである。

 

代表を飛ばして、代理店の人に聞いても、『代表に聞いてくれ』と突っぱねられたので、どうしようもなかった。

 

この状態で、相方のポケットWi-Fiは本当に建物の中に入ると全く入らない。

 

大元である某通信会社では、通常この場合キャンセルが出来ます。

 

しかし、代表は自分の成績の為に一切受け付けないということでした。

 

僕は不信感でいっぱいになった。

 

こんな調子で、本当にお金は振り込まれるのか?

 

お金だけ取られるのではないのだろうか?

 

そんな中、家族や親族の契約した分の商品が届いていく…

 

とにかく相方に全容を話すことにしました。

 

相方は『分かっていた』と言う。

 

僕は分からないので聞いてみた。

 

『どういうこと?』

 

相方はサイキック能力の持ち主で、先のことが分かるというタイプである。

 

もちろん全部ではないが、ある程度、人の先々が分かり、ほぼほぼ当たります。

 

詳しくは、後日サイキックのカテゴリーにまとめようと思います。

 

要は僕がこのようになることが分かっていたということ。

 

相方も被害に遭うということ。

 

どうして分かっていたのに、こういう行動をとったのか?

 

それは僕の為でした。

 

相方が僕の為に身を張って、契約の手段を取り、関係性を持つ。

 

また、相方自身も僕と関係を続けたかったからという嬉しいことも考えていたとの事です。

 

僕は相方のかかる料金を僕が払うということを伝えましたが、

 

相方は当時の僕の経済状況を知っていたことと、実際に契約をしたからということで、相方は自分がお金を払うということでお互いに何かもどかしさを感じながらも、それで承諾した感じになりました。

 

実際には一度しか、お会いしたことはありませんが、

 

代表が別のネットワークビジネスをしていた人にも話をしていたとのことで、

 

お会いできた方がいました。

 

その方もビジネスとして、考えたみたいですが、代表に対して不信感があるようで、報酬は3ヵ月後でなく、10日後でしたようでした。

 

代表は70パーセントになるから、もったいない。

 

3ヶ月にしないかと進めてきたようでした。

 

実際これは後から聞いた話ですが、支払われなかったようです。

 

僕は親族にも紹介してしまったことと、大切な友人になんてことをしたんだと、

 

後悔。後悔。後悔。後悔。

 

の連続でした。

 

簡単に人を信じてしまい本当に後悔しました。

 

人は怖い・・・

 

すぐに手のひらを返し、理不尽に突き落とす。

 

それから僕は心が持たなくなり、部屋にこもるようになりました。

 

みんなに良かれと思い勧めていたが、全くの嘘。

 

相方に全てを話し、とりあえず、法テラス、と警察には行くこととを教えてももらい、

 

なんとか片付けるようにしました。

 

 

法テラスでは、弁護士に紹介しましょうか?ということ。

 

警察では、もう有名だったようで、代表の名前を言うだけで知られていました。

 

それから本当に3ヶ月後に支払われるのか不安で部屋にこもる生活になりました。

 

食事ものどが通らず、精神的にも参っていました。

 

話をした人達に対しての罪悪感…

 

これまで生きてきた中で最も最大のショックでした。

 

このことで人は怖い生き物であり、信じてはいけないという風に考えるようになりました。

 

ですが、相方だけは被害者でありながら味方でした。

 

 

先が分かっていたこともそうですが、僕を包んでくれました。

 

結果的に相方に助けてもらうこととなります。