発達障害の人で、自分のことを理解してくれる人と出会う確率は物凄く低いと思う。
誰もが、発達障害の人と深い関係になることを望まないからだ。
あくまで自分の境界線を守り、接しやすい範囲での交流を心掛けるからだ。
心の底を開いて、感情のまま接すると言う人がいるだろうか?
パートナーにも見せたことがない一面があるのではないだろうか?
僕は大人の発達障害なのだと社会人になって知った。
そして、唯一の理解者である相方に暴力を何度も行ったことがある。
殴り、蹴り、時にはお湯をかけたりもした。
ただ、誰にでもすると言う訳ではない。
相方にだけだ。
実際に僕も同じように相方に返してもらったと言うのは、変だが。
同じように殴る、蹴る、お湯をかけられるということを受けた。
そこで改めて気付く。
なんてひどいことをしたのか…..と。
本心から、好きで好きでたまらない。
なのにこのように酷いことをしてしまった奥底の真理に気付くと、
発達障害の問題に気付いた。
この記事では、この気付いたことについてまとめてみようと思う。
発達障害が暴力をする本質
突き詰めると、自己中すぎる一面だ。
ただ単に『自分のことを理解してくれていない』と思っているからだ。
『自分のことを理解して欲しい』
これだけなのだ。
実に子供じみた理由だと思う。
大の大人がするのだから、イカれていると思うのも無理はない。
発達障害の人が「人の気持ちが分からない」と言われる本質はこちら
ここでは、一番の理由を上げておこうと思う。
たくさん要因はあるが、一番の問題を。
発達障害の生き方での問題
発達障害の人で、「親友」と呼べる人はいるだろうか?
もしくは「恋人」や「結婚相手」だ。
あるいは「両親」でもいい。
この中で誰か1人でもいい。
自分の全てを知る人はいるだろうか?
全てというのは、喜怒哀楽の感情全てをフルに出せるということだ。
特に「怒り」に関しては、難しいと思う。
僕は相方と9年の付き合いになる。
それまで「怒り」という感情の出し方が分からないまま育ってきた。
実家では怒ったことははあるが、鬱のような感じになってからは、
「怒り方」が分からなくなった。
相方には、自分の心を開いている。
『本心からの付き合い』だ。
正直。相方以外の人に関しては、どこか心を閉ざしている部分がある。
「気を遣う」ような感じだ。
自分の全てをさらけ出せる相手。
こういう存在だ。
僕は相方だけだった。
生まれて30年を超えたが、相方だけだ。
このように心を開いて接する相手がいなかったことで、自分の感情面が育ってこなかった。
あまりに幼稚なのだ。
その代わり、常識的な頭で考える自分は育っていく。
世間的には、この常識的な部分で学習して生きていくものの、
恋人など、心から信頼できる人と出会った時に、問題は浮上する。
心を開く「感情」での接し方に、問題は眠ったままになるからだ。
心を開ける相手
だからこそ。
自分を否定されたり、責められたりと感じたりした時には、
「唯一の理解者なのにどうして分かってくれないんだ!!!」
このように奥底では思っている。
しかし、怒りという感情に染まりすぎると。
思っていることと正反対のことを言ってしまったりする。
「もう別れよう」や「離れよう」
と頭で考えられるだけの合理的な発想を伝える。
これが本気で言っているのだから、もし相方意外だったら、誰とも一緒に本心からはいることができないのは間違いないと思う。
男だからかはよく分からないが、勢いで言ってしまっている部分はある。
しかしこんな関係を続けてしまっては、必ず壊れる。
お互いに良くない。
発達障害の暴力対策
闘う(暴力を受けた側)
同じことを、もしくはそれ以上にする。
こうすることで、「人の気持ち」に気付かせてやる必要がある。
言葉でも負けてはいけない。
「男だから、女だから」という理由で平等ではない。
「好きなら自分に負けずに守る」ように意識してもらうことだ。
他人と比べてもいい。
負けず嫌いな部分があれば十分、気付かせるキッカケになる。
内観する(暴力した側)
自分の本心、いかに酷いことをしたのか。
気付く必要がある。
甘えるのはダメだ。
相手が耐えてくれていても、去ってしまった時に後悔しても遅い。
獣ではないのだから、自分に負けてはいけない。
とにかく懺悔あるのみだ。
中には霊的な原因があることもあったりします。
まとめ
原因は幼稚さと、心を閉ざしての日々の生活だ。
綺麗なものを綺麗と素直に思えなかったり、他人に気を遣ってばかりだと、暴力的な自分を眠らせたままになる。
暴力した側は、自分の本質に気付くことが必要だ。
普段から、このストレス社会で我慢ばかりしている時は注意した方がいいと思う。
もし怒ってしまったら何をするのか分からない。などと思うのであれば尚更だ。
いざ暴力を受けた側はパニックになるだろうし、どうしていいのか分からなくなると思う。
理由はとにかく幼稚なのだ。
その上で、話し合いに持っていくまで時間を空けるか、もう去ってしまうのか
どちらかになっていくと思う。
ただ、「離れたいけど離れられない」ということも、自分たちの中だけで分かる感覚があると言う人は、スピリチュアルの学びをしてみてはいかがだろうか?
魂レベルでの課題があるかもしれない。
僕と相方はそういう関係性だ。
このブログにもたくさん書いてはいるが、生きやすくするために見てもらったり、相談してもらっても大丈夫です。