前回アスペルガー症候群、ADHD(不注意、多動性、衝動性)に関する記事を更新しましたが、今回はその薬を飲みだしての体感をまとめていこうかと思います。

 

まだ前回の記事をご覧いただいていない方の為に簡単にアスペルガー症候群、ADHDについて書いておきます

アスペルガー症候群とは

【特徴】

1、社会的に適切に振舞えない

社会性:他の人と一緒にいる時に、どのように振舞えばいいのかという力です。いわゆる空気を読むということです。

 

2、コミュニケーションを円滑にすることが出来ない

コミュニケーション力:相手が言っていることを正しく理解する受信力、自分の思っていることを相手に伝える発信力です。

 

3、こだわりが強く柔軟に想像・思考することが出来ない

こだわり:自分の安心できるルールや環境を強く求めることです。生活や働く上で支障が出る程こだわる場合があります。

 

この3つの要素が大きな障害となります。

ADHD(不注意、多動性、衝動性)とは

【特徴】

1、不注意:集中力が続かず、気が散りやすく、忘れっぽいです。

興味があることには集中して他の事に切り替えができない。

音や音声に敏感に反応して、集中することができない。

物事を順序だてて考えることが苦手。

同じことを繰り返すことが苦手。

 

2、多動性:じっとしていることが苦手で、落ち着かない。

一方的にしゃべり過度にしゃべる。

落ち着いて座っていられない。

 

3、衝動性:思いついた行動について、行ってもいいか考える前に行動してしまう。

 

順番を守れない。

他の人が行っていることを邪魔してさえぎったりします。

 

薬についての体感

 

アスペルガー症候群に関して有効な薬というのが「ストラテラ」という薬です。

 

こんなのです。錠剤なのでそのまま飲むのですが、大きくもないので飲みやすいかと思います。

 

体感としては10mgから飲みだして体に慣らしていたのですが、「飲むと食欲の減退、集中力UP」という体感を得ました。

ただ、正直自分にとっては効果が効きすぎるので、40mgではなく、20mgというのが今の自分に適した量でした。

 

食欲が減りすぎると、一人前を食べれなくなりました。

 

適量の20mgというのは、ないため半分にして飲んでいます。

 

中身だけ飲むときは苦いので正直飲みづらいです。(後味が…)

 

本当は10mgを二つ飲む方が正しいのですが、こちらの方法の方が料金が安くなるので、

僕は自分に合った方法と量を飲むようにしています。

 

【飲んでよかったこと】

・物事に動じることもなく冷静でいやすくなったとです。

・物事の優先順位をつけれるようになったこと。

・相方とのコミュニケーションも円滑になったこと

・いびきが改善したこと

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いびきの改善

そして何より驚いたのですが【いびき】が改善したことが非常に良かったです。

いびきがうるさいと何度も言われていて、横向きに寝たり、運動しようにも効果が得られませんでした。

 

そこで「いびきの専門病院」に行って専用の機械で、はっきりといびきを録音して診断してもらったのですが

まったく問題ないと言われてしまいました。

 

改善方法が分からない状態でいた時になぜかこの【ストラテラ】を飲むと効果がありました。

 

【いびき】の改善が相方との睡眠において邪魔をせず良好な関係を築ける一つの要因になったと思います。

 

相方はもう気にならなくなったと喜んでいました。

 

いびきによる影響

「パートナーのいびきが原因で寝れない」という方も多いのではないでしょうか?

 

いびきが原因で、疲れが取れず、一緒に寝れなくなり、いずれは離婚となる家庭も多いようです。

 

本人はたかが、いびきと思うかもしれません。

相手を思って何かに取り組もうと効果がなく、実際には睡眠が取れなくなり、仕事にも影響が出るということも。。。

 

軽視できない問題だと思います。

 

僕はたまたまアスペルガー症候群、ADHD(不注意、多動性、衝動性)の治療の為に偶然発見しました。

 

しかし、これまで発覚していないだけで発達障害(アスペルガー症候群、ADHD)は遺伝性のもので本人も気付いていない方が多いです。

 

いびきがある人は発達障害の可能性を視野に入れてみていただけたらと思います。

 

睡眠障害の無呼吸症候群だったり、いびきが何かの影響で起こっているものかもしれません。

 

ストラテラとは

現在、ストラテラ、コンサータを処方薬として出しているところが大半の様です。

そして、ネット上では新しく2017年に承認されたインチュニブという3つの様です。

 

僕はストラテラを飲んでいますが、コンサータは依存性が強く麻薬のように依存してしまう事があるので、

病院の先生はあまり処方したくないと言ってました。

 

インチュニブは小児用のADHD治療薬の一つで、ストラテラやコンサータでの薬物治療で効果を感じられなかった人の選択肢が広がることを期待されています。

 

脳の前頭葉部分にセロトニンという物質が足りていないため、落ち着きがなくイライラしたり、いびき影響があるようです。

※セロトニンとは快眠や精神の安定にかかせない神経伝達物質です。

 

例えるならセロトニンとは脳に分泌される安心作用で、ゆりかごに乗っているような気分になり落ち着く効果があります。

 

 

 

アスペルガー症候群やADHDの人はこのセロトニンが生まれつき先天性で分泌されません。

 

これが原因で落ち着きがなく不注意、多動性、衝動性の症状が出てしまうものです。

※みんながみんな多動性という訳ではありませんが。

人の気持ちが分からなかったり、自己中ともとれる自分主体の考え方で行動をすることの原因となります。

 

一般の人は運動によってセロトニンが分泌されるのですが、

アスペルガーの人はただ疲れるだけで、薬によりセロトニンを分泌します。
「疲れやすい」という原因になります。

 

まとめ

寝ているときにノンレム睡眠とレム睡眠を繰り返しますが深い眠りになることはなく、

ずっと浅い睡眠の為、疲れが取れず脳がオーバーヒートしている状態のため、しっかり眠れていないことが原因で起こるものかと感じます。

 

ストラテラを飲み出したおかげで落ち着きを持って日常生活に望めるので、仕事にも集中して行いやすく、睡眠を取れるようになったので、相方もいびきが気にならずお互いにしっかり休めるという習慣が現実なものとなりました。

 

睡眠がしっかりとれることによりお互いにイライラも減り、良好な関係がより築けたと思います。

 

僕が病院に行こうと思ったのは心配してくれる相方の為に病院に行こうと思ったことがきっかけです。

素直に行動したことで生活の質を上げることが出来たと思います。

 

 

僕と同じように改善することもあると思いますので、悩まれている方の参考になればと思います。