『逆鱗に触れる。』

龍には81枚の鱗があり、顎の下に一枚だけ逆向きに生えた鱗がある。
その鱗に触れた者はどんなものであろうと即座に殺される。
そんな最大の神と言われる龍。
大岳神社は
疲れ果てた男龍達の住処だった。
あれがツインレイの男性の姿か…
動く事もままならぬ、活力もなく、とても勇ましい龍とは思えない。
疲れ果て相方の銀の龍を忘れてしまっているもの。
しかし、
おぼろげながら片割れを覚えているものもいる。
あまり長居してはいけない、と思った。
あまりにも悲しい場所だった。
大岳は私たちが最初の出逢いをして
結ばれた地。
その大岳がツインレイが結合する聖地だと先月知ったばかり。
私たちは喧嘩ばかりでもう終わりだと、そんな時に知った情報。
そうだ。
あの日、なぜだか導かれるようにあの場所へ行ったんだ。
そして、
最近読んだ龍にまつわる本を読んだ時に
「龍にも金の龍と銀の龍があるんだって!
タロスは自分ならどっちだと思う?
私は銀の龍。金もいいけど何故だか自分は銀の龍って思うんだよね〜」
「俺は金の龍かな〜」
実際、
書物には男性は金の龍、女性は銀の龍と書いてあり 驚いてしまった。
こんな話、興味あるのは本当の出逢いをした人だけだろう。
大岳の地で
金の龍と銀の龍は聖なる「まぐわい」をするのだと。

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